竹二作 B-6

神戸の北西に位置する播州小野では、室町時代から金物の町として知られ、ハサミ作りが行われてきました。その小野市で、昭和のはじめより現在まで４代に渡り工房を構える「多鹿治夫鋏製作所」。

鉄から成型し研いでいくという、昔ながらの製法でひとつずつ大切に作られ、多鹿治夫鋏製作所の伝統の技術が受け継がれた形「竹二作」。
従来、博多鋏・本種鋏など、このような形状の鋏が多く作られてきました。
地金は極軟鉄、鋼は白紙2号の複合鋼材を使用。
90年続く裁ち鋏の技術を用いた手研ぎと裏すきにより、切れ味の持続性を長く保つように仕上げています。柄の部分は丸棒を一度鍛造して、持ちやすく使いやすい形状に加工されています。小さくて、薄い形状なので、糸切りや細かい細工が必要な作業に適しています。

Size : 18.0cm x W 6.8cm
Weight: 75g
Material: Steel
Made in Japan